口内環境(口臭・歯周病・虫歯・汚れ)は、大丈夫?

自分ではなかなか気づかない口臭。意外に発見が遅れる歯周病。自覚したときは、既に進行している虫歯。ホワイトニングは、歯が弱くなるという都市伝説がある歯の汚れなど、口内環境についてまとめてみます。

虫歯予防の大原則は、「食事をした後には、すぐにフッ素入り歯磨き粉で歯磨きをする

歯のホワイトニング、以前は歯が弱くなると言う都市伝説がありましたが、ホワイトニングは、歯質強化や虫歯予防に繋がることがわかってきました。

 

虫歯予防

唾液のチカラ ⇒ 唾液の質と量がポイント

唾液には、緩衝能という口の中の酸を中和するチカラを持っています。ミュータンス菌が出した酸が歯のエナメル質を溶かして虫歯を作るので、唾液は口の中が酸性になることを防いでいるわけです。

唾液には、歯の再石灰化のチカラも持ちます。歯から溶け出したミネラル分を再び歯に取り込むことを再石灰化と言います。

歯磨きを余りやらなくても虫歯になり難い人がいますが、これは、唾液のチカラが強い人だと言えるでしょう。

とはいっても、歯の周りに出来る歯垢や菌の塊であるプラークがあると、唾液のチカラが弱まるので、安心は禁物です。

 

カリエスリスクテストで、唾液のチカラを調べてみよう

現在、予防歯科でカリエスリスクテストを受けることが出来ます。カリエスリスクテストでは、唾液の分泌量、唾液の緩衝能、唾液中の細菌の量を調べることが出来るので、あなたの口の中の虫歯になるリスクを調べることが出来ます。

このほかにも、歯周病になるリスクを調べる検査もあります。

 

口の中を酸性にする飲料に気をつけましょう

私たちが、美肌に良いとか、健康によいと言う飲料の中には、口の中を酸性にするものも多いので注意しましょう。そのような、飲料をちょびちょび飲み続けていると、口の中がずっと酸性になりっぱなしのために虫歯になるリスクが高まります。

また、このような飲み物には、歯を着色させるものもありますので、歯のホワイトニングにも気を使うようになるでしょう。

(参考:主な飲料のPH値(数値が少なくなるほど酸性が強くなる))

PH7(中性):ミネラルウォーター、牛乳など

PH6:緑茶、麦茶、烏龍茶など

PH5.5:紅茶飲料、ブラックコーヒーなど

PH4:ビール、野菜飲料、乳酸菌飲料など

PH3:ワイン、スポーツ飲料、100%果汁飲料など

PH2:ビタミン飲料、栄養ドリンク、黒酢飲料、炭酸飲料など

ちなみに、PH5.5より酸性が強くなると歯のエナメル質が溶け始めると言われています。虫歯予防を考えるなら、酸性の強いものをだらだら飲むのはやめましょう。また、飲んだら水で口の中をすすぐ事も有効な手段です。

 

虫歯予防の歯磨きは、食時の直後がBEST

虫歯予防を考えるならば、歯磨きをするタイミングは、食事を済ませた直後が最適です。

歯磨きをするときは、フッ素入りの歯磨き粉をつけるのが一番です。フッ素入り歯磨き粉は、虫歯予防の効果があることが、研究データで立証されています。

 

女性ホルモンが虫歯・歯周病に影響する

男性に比べて、ホルモン量の変動が大きいと言われている女性のほうが、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

女性ホルモンの量が増えると、歯周病の原因菌の量が増えます。一番リスクが高まるのは、妊娠している時期です。妊娠している時期には、特に口内環境に注意が必要です。

(参考:女性のライフステージと女性ホルモンの影響による虫歯・歯周病のリスク)

・思春期:歯肉の炎症が起こりやすい。

・成人期:生理前の黄体期は、歯肉の炎症や腫れに加えて出血も起こりやすくなります。また、口臭も強くなりがちになります。

・妊娠期:口内環境が酸性になりやすいので特に注意が必要です。つわりがひどくなると、歯磨きもやる機会が少なくなるために、口内環境を気遣いましょう。

・更年期:唾液の量や質が減少・悪化する為に、虫歯や歯周病になるリスクは高まります。

 

唾液の再石灰化のために必要なこと

唾液の再石灰化を促進させる為に、次のような事は慎みましょう。

・お菓子をちょこちょこ食べながら、時間をすごす。(間食をしている時間が長い)

・ワインをだらだら飲みながらの女子会。

口の中が、酸性になる時間がとても長く、唾液による歯の再石灰化が間に合いません。

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